前回の備忘録は、この冬の(ドタバタだった)お手入れの流れをざっくりと記事にしておいたんだけれど、今回は『植え替え』。
私のことだから多分次の冬になったら、あれれー去年どうやったんだったっけ??になってしまいそうなので、忘れないうちに記録しときます(苦笑)
去年1年の経験をふまえて、半日陰のベランダで我が家のバラさん達が今年元気に咲いてくれるよう、かつなるべく低予算でやれるよう、一応私なりに工夫してみたんですけど。
もちろん超初心者の考えたことですから、結果はどうなるやら・・・ですが。
今回の植え替えでは
1. 基本的に用土は変えずにリサイクル
もちろん新しい用土に変えてあげれば一番良いのだけれど、何せ大小合わせて65鉢という膨大な鉢数(ホント病気)なので、全部替えるのは金額的に痛いし、それだけの古い土を処分するのは無理ですもの
2. 半日陰対策をする
3. 病気や害虫を寄せ付けない負けない丈夫な株を作る
3. なるべく省スペース&軽量になるように
と、いうこと!
では作業内容
①もとの鉢から抜いたバラさんの根から土をだいたい落としてバケツに入れる、必要ならそっと根をほぐす
②落とした土をリサイクルするので必要な物を適量混ぜ込む
使う量はそれなりに計算してみたけど、それでいいのかまるっきり自信は無いので、一応少なめ、過ぎたるはなんとやらなので(汗)
入れたものは
【サラブレッドお馬のたい肥 】
読んで字の如しなんですが、ただのお馬さんじゃなくて良血サラブレッドの、しかもJRA栗東トレーニングセンターのお馬さんの馬糞が原料でフカフカ・サラサラで臭いもありません。
もしかしたら1億円のお馬さんの馬糞も入っているかも(笑)
今回40L1袋しか買っておかなかったので、少しケチケチ配合になっちゃいました(汗)
来年は2袋用意しなくっちゃ・・・
【万能トーマス 】
有用微生物菌入りの特殊高濃度万能肥料(有機100%)、土をリサイクルできるし生育促進や病気予防にもなるというすぐれもので、なおかつお値段もそこそこお手頃。
【ハイポネックス バラ専用肥料 】
土に混ぜ込むタイプの、土壌中の有用微生物に活性効果のある100%天然原料の有機肥料
万能トーマスだけでも良いみたいなんだけど、1袋しか用意してなくて十分な量を入れられないし、やっぱバラ専用肥料も入れてあげたかったので・・・
【バッドグアノ 】
燐酸とカルシウムなどの微量要素強化
【天然硫酸苦土肥料 】
これは半日陰対策!
天然硫酸苦土肥料=マグネシウムの補給です。
マグネシウムは植物の光合成に必要なクロロフィルの形成に不可欠な成分なので、日照時間が短くて気の毒なバラさん達にはぜひとも強化してあげないといけない成分です。
実はマグネシウムは去年の夏以降、水溶性のものを葉面散布していたんだけど、ゆっくり溶けて持続するものを土に配合してみることにしました。
ただね、このゆっくり溶けて持続って、いつまで持つのかがわからないのよ(>_<)
葉面散布は続けるつもりなんだけど、夏ごろにもう1度追肥してあげた方がいいのかしら・・・
③鉢底にココチップを敷き、②の土を入れ植え込む
ココチップは鉢底石の代わりです、軽量化と後々の処理が簡単(燃えるゴミ)なので
④ニームケーキパウダーを適量土の表面に入れて軽く混ぜる
これは虫除けと肥料(窒素分)の補給を兼ねて
⑤スーパーココ (塩分除去済みで極小粒のココチップ)を敷く(マルチング1段目)
スーパーココは、ヤシガラが原料の土壌改良材で、塩類・有害有機酸の除去に鉄を使っていて、処理後もその鉄分が可給態鉄(二価鉄、三価鉄)として残り、植物の発根促進・生育環境を改善する効果があるそうなんです。
つまりマルチング兼用ネメデールがわり!
⑥ココチップ (中~大粒)でマルチング
スーパーココだけだと土と見分けがつかないし、だんだん土と混ざってしまうので、1番上に土と混ざらない大きさのココチップを使いました(別にこれはココチップじゃなくても良かったんだけど、大量にあるので)。
⑦たっぷり潅水
以上!
んでもって省スペース対策として、今回抜いてみた根の大きさ(発育状態)に合わせた鉢に植える(つまり無駄に大きな鉢にしない)事にしたので、鉢増しになった株の方が多かったけども1サイズ下げた株もありました。
それと、今回大きなつるバラ以外は6号と8号のそれぞれ同製品の角鉢にチェンジしました(前は丸いスリット鉢)。
角鉢は省スペースでより多くの土が入るので、狭いベランダ向き!
さてさて今回の植え替え、これで良かったんでしょかね・・・今のところバラさん達全員元気そうなんですけど。
結果は夏過ぎくらいにはわかるかな?
最後までご覧いただきありがとうございました!
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